世界の果ての赤き丘

二次小説、日々の地球人観察記などを書いています。
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赤い丘より新たな世界へ 03

「なぁ、遠坂」

「何よ・・・・・・」

「ここって学園なのか?」

「そうなんじゃない」

「いや、ありえないだろ・・・・・・」

俺たちの目の前には、西洋風の景色が広がっていた。






赤い丘より新たな世界へ3






周りを見渡してみると普通に登校している生徒たちが・・・・・・
いや訂正しよう。普通じゃない!ローラーブレイド・スケボー・路面電車・ありとあらゆるところに、
人、人、人、数えきらないぐらいの人であふれかえっている。

「これ全部生徒か?」

とつぶやくと抱いている遠坂がどうでもいいみたいに言う。

「そう見たいねぇ」

「?」

なにやら遠坂はさっきの手紙を見てから、ずっと何か考えているようだった。
考える邪魔をすると怒るので、俺は俺で軽く偵察してみる。
周りの生徒たちは一目散に学校と思われる建物の方に駆けて行っている。
なるほどあちらが学校になるのか。

学園長室

「学園長先生! 一体どーゆーことですか!? こんなガキが先生なんて」

「よくきたの~ネギ君。修行のために日本で学校の先生か、こりゃまた大変な課題だの~」

「はっはい。よろしくお願いします」

怒鳴る明日菜をスルーしながら会話を進めるネギと学園長。

「しかし、まずは教育実習とゆーことになるのぅ。今日から3月まで精一杯やりなさい。
 それと、この修行がダメだったら故郷に帰らねばならん。二度とチャンスはないが、その覚悟はあるのじゃな?」

「は はいっ。やります! やらせてくださいっ」

「うむ。よろしい。ではがんばりなさい」

「はいっ!」

ネギと学園長の話が終わったのを見計らって明日菜が

「納得できません学園長!」

また吼えた。

「まぁまぁ、それよりアスナちゃん、このか。このままでは始業のベルに遅れるぞ。
 先に教室に行ってなさい」

プンスカ怒る明日菜に諭すように学園長が言うと、さすがに明日菜もそれ以上何も言えない。
しぶしぶと言う感じで木乃香と一緒に学園長室を出て行く。

「ネギ君は話があるから残りたまえ」

「あっ、はい」

学園長室から明日菜と木乃香が出て行くのを見届けると

「まぁ、ネギ君。そこに座りなさい。もうすぐ紹介したい人が来るから」

「えっ? どなたですか?」

「君の味方じゃよ」

数分前

「さてどうする?」

いつまでもここにいてもしょうがないので、遠坂にたずねる。

「そうね。とりあえずは、あっちが学校みたいだから行って見ましょう。
 学園長だから学校にいるはずよ。判らなければ誰かに聞けばいいしね」

「なるほど。了解した」

そう言って俺は学園に足を向けた。


校舎の近くまで行くとひげ面の人が学園長室まで案内してくれるそうだ。途中で自己紹介をした。

「学園長から話は聞いてるよ。学園長の所まで案内するから」

「あっはい!ありがとうございます」

「僕の名前は、高畑・T・タカミチだ。よろしく」

「衛宮士郎です。よろしくお願いします。で、こっちが」

「遠坂凛です。よろしくお願いします」

「よろしく」

俺と高畑さんが握手を交わす。

「遠坂さんはどうかしたのかな?怪我でもしているなら保健室に連れて行くけど?」

「いっいえ、これは・・・・・・その」

そういえば、森を抜けてからずっと抱きっぱなしだった。それもお姫様抱っこ。
恥ずかしくて顔を赤くする俺たち。
何かを言おうとする俺より先に、遠坂が話す。

「いえ。あの、こちらの手違いで服がなくなってしまったので、何か着る物を貸していただけませんか?」

「生徒の制服でよければあるが」

訝しがる高畑さん。

「それでかまいません」

遠坂も恥ずかしかったのだろう。制服でも何でもいいから服を着たかったようだ。
そんな遠坂を見て高畑さんは

「ちょっと待っててくれ」

と言うと駆けて行き、少し先のほうのドアを開けて

「しずな先生!学制服ありますか?お借りしたいのですが・・・・・・」

なにやら話しているみたいだ。
すると制服を一着持って戻ってきた。

「そこの教員用更衣室で着替えてくるといい」

少し先の扉を指す。

「すみません。どうもありがとうございます」

お礼を言い、ずり下がる服を何とかしながら遠坂は更衣室の中に入っていった。


コンコン

「入りなさい」

「「失礼します」」

麻帆良学園の制服を着た遠坂といつまでも赤い聖骸布とボディーアーマーを着ているわけには行かないので脱ぎ、黒い長袖のシャツと黒いズボンになった俺は学園長室に入っていった。
学園長室には小学生ぐらいの男の子と妖怪みたいな頭の老人がいた。

「ふぉふぉふぉ。よくきたな、わしの名前は近衛近右衛門じゃ。
 衛宮士郎君・遠坂凛くん。ゼルレッチからは聞いておる。
 あなた方を我々は向かい入れよう」

その言葉に遠坂が、

「ありがとうございます学園長。すこしお聞きしたいことがあるのですが、よろしいですか」

ちらっと遠坂は男の子の方を見る。

「あぁ、かまわんよ。その子はこちら側じゃ」

「そうですか。ではお聞きします。大師父・・いえ宝石翁は私たちをあちら側からこちら側へ送ったのですか?」

「そうじゃろな。あやつからは、「警備員を送るから面倒を見てくれ。」と頼まれたのでな。
 あまり詳しいことは聞いておらぬが」

さっぱり二人の会話についていけない俺は、遠坂にたずねた。

「どう言う意味だ?」

「さっきからおかしいと思ってたのよ。たぶん、ここは私たちの世界じ ゃなくて平行世界よ」

「なっ!それじゃあ俺たちは」

「ええ。宝石翁によってこちらに送られたみたいね。それにあれだけの修復不可能な傷が無いこと、それにわたしの体が縮んだことから考えると、たぶん私たち向こうで人形に魂を移されたと考えるべきでしょうね」

「ということは俺たち」

「この体は人形よ。大方、封印指定の魔術師の人形を使ったんでしょ。ここまで精巧だと蒼崎だと思うけど。心配しなくていいわ。人間と変わりはないから」

「なるほど。でもなんで遠坂は小さくなったんだ?」

「そこまでは分からないわよ。私は専門じゃないんだから!」

ひそひそと言い合う俺たちに学園長が言った。

「事情は分からんが君たちには、そうじゃの・・・・君たちには、そこにいるネギ先生の
 補佐をして貰おうかの」

「「ええっ!」」

突然の話に驚く遠坂と俺

「働かないもの食うべからずじゃ。お金に住居が必要じゃろ。
それと補佐とは別に、この学園の警備員もしてもらうからよろしくの」

この世界ではコネも何もない遠坂と俺はただ頷くしかなかった。
すると黙って話を聞いていた男の子が立ち上がり、自己紹介をした。

「よっよろしくお願いします。ネギ・スプリングフィールドです」

「あっよろしく衛宮士郎です」

「遠坂凛よ」

握手を交わす・・・・・ん?

「あの学園長この子が先生ですか?」

「そうじゃよ。大丈夫じゃ大学卒業レベルの語学力はあるからの」

「「はぁ・・・・・・」」

間抜けな返事をする俺と遠坂。

「とりあえず、衛宮君は副担任として、遠坂さんは生徒としてネギ君の補佐を頼むぞ」

「ちょっと待ってください学園長!遠坂はいいとして、俺は教員免許持ってませんよ?それに、この子は労働基準法違反じゃないんですか?」

「ふぉふぉふぉ。衛宮君、そんなのばれなきゃいいんじゃよ。ばれなきゃ」

((いいのかよっ!))

心の中で突っ込む遠坂と俺。


キーンコーンカーンコーン

「おおっもうこんな時間じゃ!いまはHRが始まってしまう。とりあえず後のことは放課後にまた来なさい。そのときに今後のことを話そう」

微妙な表情の俺たちに学園長が言った。

「えっ今日からですか!準備とかは」

「大丈夫じゃよ。ネギ君もがんばりなさい」

「はいっ!がんばります」

結局勝手に話を進められ、生徒と副担任になった俺たちは教室に向かった。

「ねぇ、士郎」

「何だよ」

「なんだか楽しくなりそうね」

「・・・・・・そうだな。俺もそんな感じがする」

昔とは違う新しい空気を感じながら、俺と遠坂とネギ君は俺たちの教室2-Aへ向かった。


2-A

教室に入るなりいきなりネギ君が魔術使ったり、トラップに引っかかったりしたが
一応順調な滑り出しだった。そして教壇の前に三人で並んで自己紹介をした。

「担任のネギ・スプリングフィールドです」

「副担任の衛宮士郎です」

「転校生の遠坂凛です」

黙り込む生徒たち。

「「「「・・・・・・」」」」

そして、

「「「「きゃーーーかわいいーーーー!(かっこいいーーーー! きれいーーーーー!)」」」」

悲鳴が上がる。
自己紹介の後、そのまま質問タイムに移った。


質問タイム

ネギ君の場合

「「何歳なの~~!!」」

「えっえと10歳で・・・・・・」

「「どっから来たの~~!!」」

「ウェ、ウェールズの山奥から」

「「頭いいの~~!!」」

「一応大学卒業程度の語学力は」

「「も~かわいい~!」

もみくちゃになるネギ


衛宮士郎の場合

「「いくつですか~~?」」

「今年で26歳だよ」

「「彼女はいますか~~?」」

「えっえ~とそれは・・・・・・ごにょごにょ」

「「特技は~~?」」

「家事全般かな」

生徒たちのパワーに焦る士郎。


遠坂凛の場合

「肌きれいよね~遠坂さん。秘訣は何?」

「恋をすることかしら?とびっきりの恋をね」

「「きゃーーーーーーー!」」

遠坂の大人な発言に、女の子たちから悲鳴があがる。

「じゃあさ遠坂さんは、彼氏はいるの?」

「私の隣にいるわよ」

「「「「え~~~~~~っ!!!」」」」

遠坂の突然な爆弾宣言に、かなり焦る士郎。


「おっおい、遠坂!」

「あら何?事実でしょう。衛宮君は何か文句あるの?」

「いや文句はないけど」


ひそひそ

「衛宮先生てロリコン?」

「そうだったんだ」

「顔はいいのに~なんかショック~」


ああっ俺の評価がロリペド野郎になっていく。


「ちなみにどこまで行きましたか~~?」

「ふふっひ・み・つ!」

「おおっ、大人だ。大人がいるぞ」

きゃーきゃー騒ぐ乙女たち。

その時、

「えっえ衛宮先生!」

ネギ君が俺のズボンを掴み、俺の顔を見上げて力強く言った。

「生徒に手を出したらいけませんよ!」

ぐさぁ!なぜか俺の胸に響くその言葉。くっ本当は遠坂も26なのになんだろこの敗北感と寂寥感、あれ涙が・・・・・・。
そんなこんながあったが、これが遠坂と俺の麻帆良学園での生活の始まりだった。






はい第三話でした。皆さんどうでしたか?
なんか急激に話が進んでるような、と言うか場面から場面への移り変わりがおかしいような感じがします。自分で言うのは変ですけどね。その辺はご勘弁を。

この小説は、皆様からのご意見・ご感想で成り立っています。

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[ 2013年10月16日 14:44 ] カテゴリ:赤い丘より新たな世界へ | TB(0) | CM(0)
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地球外生命体タモちゃん

Author:地球外生命体タモちゃん
惑星タモタモから来た調査員

趣味 読書、昼寝、料理
好食 梅干おにぎり
嫌食 刺身(生もの全般)

マッタリ、モッタリ生きていますので(^ー^)ノ ヨロシク  

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