世界の果ての赤き丘

二次小説、日々の地球人観察記などを書いています。
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赤い丘より新たな世界へ 02

「どこだ、ここは?」


目を覚ますと赤い丘は消えていた。
横を見ると、自分の赤い聖骸布のコートに包まれた物体がある。
コートをそっとめくって見ると、


「なんでさ?」


中学生ぐらいの遠坂凛があどけない寝顔をさらしていた。





赤い丘より新たな世界へ2





改めて辺りを見回してみると、どうやらここは森の中のようだ。
おかしい自分はあの丘で死んだはずなのに・・・・
それに俺も遠坂(小)も傷ひとつない。


「天国か?」


しかし何で遠坂が小さくなってんだ?なんか寝顔かわいいし。
いや、いまはそれどころじゃない。現状の把握が先だ。
とりあえず遠坂を起こそう。


「おい、遠坂!」


肩をゆする。


「遠坂、起きろ!」


「ううんっ」


ごろりと寝返りをうち、俺に背を向け眠り続けようとする。


「遠坂、様子がおかしい。起きろ!」


「何よ、士郎。もうすこし寝かせて・・・・・・Zzzzzz」


「それどころじゃない。起きろ!」


「もおぉ、何だって言うのよぅ」


起き上がった遠坂は、ゆっくり辺りを見回し俺を見て自分の体を見た。
そして、ぺたぺたと自分の体を触って


「なによこれ!」


「だから様子がおかしいて言ってるだろう。」


「私の胸がないじゃない!」


遠坂さん突っ込むところはそこですか!


「・・・・・・それはいいとして、ここがどこかわかるか?」


「それとは何よ、それとは!」


「落ち着けって。今はそれどころじゃないんだ」


「落ち着けるわけないじゃない!  体が縮んでるし胸もなくなってるのに。くっ! 何であんたは身長そのままなのよ! 不公平じゃない・・・・・・」

ブツブツ言いながらも改めて遠坂が周りを見渡すと異変に気づいたようだ。


「ここはどこ? 私たちはあの丘で・・・・・・」


やはり遠坂もわからないようだ。


「そうか遠坂も分からないか。仕方ないな。とりあえず、移動しよう。 ここにいてもしょうがない」


「そうね。いまはここがどこか調べましょ」


俺は立ち上がり歩き出そうとするが、くいくいと裾を引っ張られ立ち止まる。
そちらに目をやると、顔を真っ赤にした遠坂がいた。


「どうした遠坂? いくぞ」


「あの・・・その・・・」


もぞもぞ・・・もじもじ・・・


「? どうしたんだ」


「・・・服」


「何だって?」


「服が下がるのよ! 気づきなさいよバカ!!」


なるほど、確かに遠坂は服を着るではなく服に埋もれていた。
そういえば体が縮んでいたんだったけ。
仕方がないので俺は、先ほど遠坂を包んでいた聖骸布でもう一度遠坂を
包むと抱き上げた。


「ちょ、ちょっと何すんのよ!」


「仕方ないだろう。移動しなきゃいけないんだから」


カサッ





その時聖骸布のポケットから一枚の紙が出てきた。

俺はそれを拾い上げ、読んでみると


「なになに、エミヤシロウ、トオサカリン今一度チャンスをやろう。
 そなたたちを今失うのはまだ早いのでな。もう一度、最初から二人で 
 じっくりとやり直して来い。
 By キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ

 P.S.森を抜けた先に麻帆良学園という所がある。そこへ行き学園長に
  会え。いろいろ教えてくれるはずだ」


「「・・・・・・」」


黙り込む遠坂と俺。


「・・・・・とりあえず。その麻帆良学園という場所にいくか?」


「そうね。今はこの手紙の言う通りにしましょ。それにしてもこの手紙が大師父ということは・・・・・・」


またブツブツ言い出した遠坂を抱えて、あえて手紙の主のことは突っ込まないようにしながら俺は歩き出したのだった。







しばらく歩くと、森を抜け湖があった。
その先に大きな建物が見える。


「トレース・オン」


魔術で視力を上げて偵察してみる


「どうやらあれが麻帆良学園みたいだな。制服着てる人たちがいる」


しかもなんか小さな男の子が、女の子からアイアンクローかけられてるように見えるのは気のせいだろうか。
あれ?なんか目からしょぱい水が、それにこの光景どこかで
あぁ、そうかあれではまるで俺が遠坂に折檻されている時と同じだ。


「どう? あれが麻帆良学園?」


「ああ、そうみたいだな。制服を着た学生が見える」


「何であんた泣いてるのよ?」


「ふっ、自分の人生を見つめなおしていたのさ」


「?」


そういうと俺は?顔の遠坂を抱えなおして麻帆良学園の方へ歩き出した。








麻帆良学園 学園長室


「ふぉふぉふぉ、やって来たようじゃの」


変な、というより妖怪のような頭の爺さんが水晶玉を眺めながら笑っている。
すると部屋の窓から外を眺めていた女の子が口を開いた。


「おい、爺。本当にこの侵入者ほっといていいのか? 結界内に空間転移する魔法など聞いたことないぞ」


「いいんじゃよ。エヴァンジェリン。彼らは私の友人が紹介してくれた
 新しい警備員じゃからな」


「・・・・・・そうか」


そう言うと踵を返し、部屋を出て行こうとするエヴァに、近衛が言った。


「手出しをしてはいかんよ」


「ふんっ・・・・・・わかっているさ」


そう言うと女の子は影の中に消えた。










といううわけで第2話です。いかがでしょうか?というよりほとんどまだ
ネギまの世界は出てません。ほんのチラッとネギとアスナが出ていましたが・・・・。
次回からいよいよ士郎たちの新しい生活の始まりです。
皆様のご意見、ご感想をお待ちしているのでどんどん送ってください。


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[ 2013年10月16日 14:43 ] カテゴリ:赤い丘より新たな世界へ | TB(0) | CM(0)
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地球外生命体タモちゃん

Author:地球外生命体タモちゃん
惑星タモタモから来た調査員

趣味 読書、昼寝、料理
好食 梅干おにぎり
嫌食 刺身(生もの全般)

マッタリ、モッタリ生きていますので(^ー^)ノ ヨロシク  

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