世界の果ての赤き丘

二次小説、日々の地球人観察記などを書いています。
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赤い丘より新たな世界へ 01

体は    剣で 出来ている 
「――――I am the bone of my sword.」
       血潮は鉄で      心は硝子 
「―――Steel is my body, and fire is my blood」
      幾たびの戦場を越えて不敗   ただ一度の敗走もなく、ただ一度の勝利もなし      
「―――I have created over a thousand blades Unaware of loss.Nor aware of gain」
         担い手はここに独り           剣の丘で鉄を鍛つ
「―――With stood pain to create weapons.waiting for one's arrival」
       ならば、我が生涯に 意味は不要ず 
「――I have no regrets.This is the only path」
        この体は、     無限の剣で出来ていた
「―――My whole life was “unlimited blade works” 」










赤き丘より新たな世界へ1






辿り着いた。いや辿り着いてしまったのだろう。


始まりであり、終わりの場所でもあるここへ。


壊れた理想をこの胸に抱き、歪な生き方をし、消して届かない幻想を追い続けた。


俺は10年前のあの時から、自分は変われたのだろうか。
あの赤い背中に追いついただろうか。


ただただ自分の理想に追いつくために、考え、体を鍛え、そしていろんなことをがむしゃらに学んだ。


学んだ後は世界に出た。


いろんな世界を見た。


そして、いろんなことをした。


ああっ、今思えば自分がしてきたことは誰かを救えていたのか?
そう思うと昔を思い出す。


戦場に自ら出向き、困っていた人々を助けた。助け続けた。


救えないものもいた。自分の目の前で冷たくなっていったことは忘れない。


それでも自分は、救った者たちの笑顔のために戦いつづけた。


そして今、この丘に辿り着いてしまった。最愛の人とともに・・・・・






「遠坂・・・・・・」


「・・・・・・士郎」


「ごめんなぁ」


「馬鹿ね。謝らないでよ。好きであなたについて来たんだから」


「それでもごめん」

 
 やっぱりこの馬鹿についてきて正解だった。一人でロンドンから消えようとした時は
わんわん泣いてしまった。こいつが、<あいつ>に、どんどん近づいているみたいで。
 そのころからのこいつの格好は、あいつとほとんど変わらなかった。
浅黒い肌、赤い外套、黒いボディーアーマー、白い髪、違っていたのは、あの皮肉げな口調ぐらいだろうか。


「ねぇ士郎。私、ほとんどあなたの口から愛してるとか好きだとか聞いたことがないんだけど?」


「何だよ突然。何回かいったことあると思うけど?」


「最後に聞いておきたいからよ」


「そっか・・・・・・。愛してるよ凛、心から」


「そう、私もよ。士郎、ずっと・・・・・・」






赤い丘の上で目を閉じた二人の前に、一人の男が現れた。


「エミヤシロウ、混沌に近いものよ。トオサカリン、我に最も近きものよ。なかなか面白い観察対象だ。ここで死んでもらっては楽しみが減るのぅ」


「だから私を呼んだのでしょう。宝石翁」


「そうじゃたな。蒼崎の者よ。頼むぞ」


「それはかまいません。なんと言っても宝石翁の頼みですから。
 しかし、この後はどうするおつもりで?」


「どうするとは?」


「また、この者たちは追われる日々を過ごすのですよ」


「心配はいらん。わしが適当な世界に送る」


「そうですか」


「大丈夫じゃ。キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグの名に懸けて この世界よりは安全な世界に送ることを約束しよう」


「わかりました。二人の処置をはじめます」


トランクの中から二体の人形を取り出すと、橙子は処置を始めた。






数分後


「処置は終了しました。ですがトオサカリンは魂の欠損から完璧ではありませんが?」


「かまわんさ。生きていればそれでいい」


「そうですか。では、私はこれで」


そう言うと、蒼崎橙子は赤い丘から去っていった。


「さてと、どこに送ろうか。あぁそういえば、コノエ翁が警備員が欲しいといっておったの。そこでいいじゃろ」


そして懐から七色に輝く刀身が宝石でできた剣を取り出すと


「新しき世界でも私を楽しませてくれたまえ。エミヤシロウ、トオサカ リン」


赤き丘を光が包み・・・・・・


光が消えた後は、何もない赤い丘が広がっているだけだった。











管理人の地球外生命体タモちゃんです。いよいよ始まりました。
皆さんどうでしたか?まだネギの世界は出てきていませんが、
ゆっくりと書いていきます。
皆様のご意見、ご感想をお待ちしています。
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[ 2013年10月16日 14:42 ] カテゴリ:赤い丘より新たな世界へ | TB(0) | CM(0)
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地球外生命体タモちゃん

Author:地球外生命体タモちゃん
惑星タモタモから来た調査員

趣味 読書、昼寝、料理
好食 梅干おにぎり
嫌食 刺身(生もの全般)

マッタリ、モッタリ生きていますので(^ー^)ノ ヨロシク  

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